台湾の活版印刷事情についてちょっとお話します。

10年程前から個人的に台湾にはまってしまい、
事あるごとに遊びに行ってます。
今回はこの年末年始に行ってきたのですが、
前から気になっていた台北にある「日星鑄字行」という活字鋳造所を
を訪ねてきました。
今でも現役で、台湾特有の繁体字活字をつくっておられる
貴重なところです。

台湾でも活版印刷を残していこうという活動があり、
この日星鑄字行さんを本拠地とした「台湾活版印刷文化保存協会」という
民間団体があります。

台北駅から歩いて行ける都会の裏通りにひっそりとあり、
一歩足を踏み入れると、奥までびっしりと活字ワールド。
オーナーの張さん(男性)はとても優しそうな方で、
私も日本の大阪で活版印刷をやっているということを
筆談でお話させていただきました。

記念に「江戸堀印刷所」という2号活字を購入してきました。
中国語ならではの「喜」の漢字が二つ並んで一字になった
ダブルハッピーの漢字もかわいくデザインされたものが
たくさんあって、見ているだけで楽しかったです。

この協会で最近出版された、台湾活版印刷の本「昔字・惜字・習字」が
これまた装幀も中の印刷(半分は活字で組版した活版印刷)も
すごくかっこよくて、迷わず320元で購入してきました。
江戸堀印刷所に置いてあるので、
ご覧になられたい方は、ご来店の際ぜひお声がけください。