「軽オフ」でいきましょう。
社内では普通にこんな用語を使いますが、カラーオフセットが主流になっている今、あまり耳にしない方もいるかもしれないですね。
何回かに分けて「軽オフセット印刷」のおもしろさをお伝えしていこうと思います。

別名では「ピンクマスター」ともいわれるこの印刷方法。
通常のオフセット印刷と原理は同じなのですが、アルミ版ではなく紙製の版を使用してる違いがあります。その版の色がピンクっぽい色をしていることから「ピンクマスター」ともいわれています。
(写真はピンクマスターの紙版です)

紙製なので、2,000枚を超えると版が伸びてきて見当が合わなくなるというデメリットもあるのですが、なんせ版代が安いので、もう一版つくってしまうことで乗り切れます。
通常のオフセット印刷の網点標準が175線以上なのに対し、最高150線までしか表現できないので(数値が低いほど網点が大きくなる)、精度を求める印刷物には向いていませんが、逆にこの特性を活かして、おもしろ印刷物ができるのでは・・・といろいろ実験をしてみました。

あえて写真の網点を粗くし、ザラッとした懐かしい表現ができるのが楽しいのです。
Photoshopでもそのような加工はできるのですが、そんなややこしいことは必要ありません。弊社では、通常の写真データでそのまま入稿していただくと、刷版時に数値設定をするだけで、簡単にご希望の網点表現ができてしまいます。

網点は丸いドット形状が一般的ですが、それだけではないのです。
次回は、サンプルをお見せしながら網点の形状についてお伝えしていこうと思います!