江戸堀印刷所

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『MINORI GELATO』ショップカード

瀬戸内国際芸術祭」に合わせて、今年3月20日、小豆島にオープンしたジェラート屋さん『MINORI GELATO』のショップカードを印刷させていただきました。
小豆島の旬の食材を生かしたジェラートをつくり、食べられる場所として、島のイタリアンレストラン FURYUさんと大阪のクリエイティブユニット grafさんが企画し、昔のお米倉庫をかっこよくリノベーションされたお店です。

ショップカードは、古い建物のイメージとジェラートの爽やかさを表現するため、紙選びにこだわられ、表面が白くて裏面がボール紙のような鼠色のコラボファインという紙を選ばれました。表面は爽やかなレモン色と薄グレーのロゴを特色2Cで表現され、軽オフセット印刷で仕上げました。

瀬戸内国際芸術祭」は、2010年から3年に1度、瀬戸内海の島々を舞台に開催されていて、今年は3回目となる開催年。春、夏、秋の3期に分かれていて、いよいよ今年最後となる秋会期は、10月8日(土)~11月6日(日)となります。
これを逃すとまた3年後。。。気になりながらもまだ一度も行ったことがないので、この機会に!と思うのですが。。。

MINORI GELATO』さんのサイトを拝見すると、素材を活かした色とりどりのジェラートはどれも魅力的すぎます。10月からはランチ営業も!“芸術の秋”と“食欲の秋”を一度に堪能できますね!

お盆休みのお知らせ

8月11日(木)〜16日(火)までをお盆休みとさせていただきます。

お休み期間中のお問い合わせにつきましては、17日(木)以降にお返事させていただきます。
ご了承のほどよろしくお願いいたします。

* * *

毎日暑さMAXでたまりませんが、オリンピックで活躍している選手たちの熱い姿を見てパワーをもらっています。卓球の福原愛ちゃんの準々決勝は感動しました。。涙。。試合後の様子を見ていると観客へのサービス精神がすごくて、そんなところも応援してしまいたくなるお人柄なんやろな、としみじみ。

お盆もお仕事されている方も、たまには息抜きをしながら、この暑さを乗り切ってくださいね!

amijok 活版マッチ

久しぶりに活版マッチを作りました。
昨年、個人的に訪れたイベント「森、道、市場2015」。そこで出店されていた[してきなしごと]ウチダゴウさんとたまたま出会い、そのご縁もあって声をかけていただきました。
長野県松本市のカフェ「amijok」の5周年を記念するグッズとして活版マッチを考案されたのが、デザイナーのウチダさん。ご予算内に収まるように仕様を提案しながら、最終的には3柄を付け合わせて同色で印刷することに。遠方ながらお任せいただき、ほんとに有り難い限りです。

マッチ加工は、いつもの神戸マッチさんで。
希望の紙で箱が作れるか相談もでき、マッチ箱の形、マッチ棒の色の選択肢も多く、デザインの幅も広がります。仕上がりを想像するだけでも楽しいのです。
例えば、マッチは入れず、雑貨やアクセサリー等を入れるための小さな箱として作るのもかわいいですよね。(この場合はマッチを擦る側面の茶横薬なしの仕様も可能です)

「インクは、カフェのシンボルカラーである青。マッチの頭には、挿色として店内でも細部に使用されている黄色を選んだ。クールな青で染まった箱から、鮮やかな黄が頭を出して、美しい。マッチ箱それぞれの側面には、5年間お店を愛してくれた客、そしてこれから新たに出会う客に、心を込めた異なるメッセージが記されている。」ウチダさんが綴っています。→コチラから

地元の方に愛されているお店、amijokさんも魅力的です。
松本に行ってみたくなりました。

ワークショップのご報告

5月14日(土)に開催したワークショップはたくさんの方にご参加いただき、おかげさまで盛況に終わりました。

当日は、工房や工場で余ったいろんな種類の紙を自由に選んでもらい、小型活版印刷機で表紙の文字印刷をして製本、という流れでオリジナルリングノート作りをしました。紙選びだけでもみなさんの個性が出ていて、性格診断もできそうなくらいでした。

ノート作りの後は、ひらがなカタカナ限定になりましたが、実際に自分のお名前やひとことメッセージの活字を拾ってもらい、名刺カードに活版印刷してもらいました。
ものづくりが好きな方ばかりで、楽しんでいただける様子にこちらも嬉しくなりました。

展示は明日(20日)21:00までとなりますが、お時間のある方はぜひグランフロント無印まで足をお運びください。既にご覧いただいた方、ご感想を残していただいた方もほんとうにありがとうございました!(涙)

 

Open MUJI 展示会、本日よりスタート

本日よりグランフロント大阪の無印良品内のイベントスペース「Open MUJI」にて展示会が始まりました。昨日深夜までかかりがんばって設営してきました。
江戸堀印刷所で作っていただいた印刷物を中心に展示しております。たくさんの方々にご協力いただいたからこそできた展示になりました。ありがとうございました!
工房の雰囲気は、カメラマンの平野愛さんに映像化していただき、いい感じにできあがってました。

14日(土)にはワークショップも予定していますが、おかげさまでこちらは満席になりました。ありがとうございます。

20日(金)までなので、印刷や紙に興味のある方、もちろん無印のお買い物がメインの方もふらっとお立ち寄りいただければうれしいです。

Open MUJIにて展示会&ワークショップ開催のお知らせ

5月11日(水)~20日(金)、グランフロント大阪の無印良品内にある「Open MUJI」にて展示会を開催させていただけることになりました。
「江戸堀印刷所と活版印刷のいま」と題し、これまでにご依頼をいただいた印刷物の数々と、小型活版印刷機等を展示させていただき、5月14日(土)には1日限定のワークショップも予定しています。
ワークショップでは、小型活版印刷機を使った文字印刷と、工房や工場で余った紙を使ったオリジナルリングノート作りをします。さまざまな種類の紙を重ね合わせる楽しさ、活版印刷ならではの風合いをぜひ味わっていただけたらと思います。

今回の企画・写真は、いつもお世話になっている平野愛さん(Photo&Print INC)です。会場では平野さんに素敵に仕上げていただいている映像も流れる予定なのでお楽しみに。

詳しくは下記をご覧ください。

▼Open MUJI サイト
http://www.muji.com/jp/events/2039/

※お申し込みは予約制となります。事前に無印良品 グランフロント大阪の店頭、または電話(06-6359-2171)にてお申し込みください。
※定員になり次第、受付を締め切らせていただきますのであらかじめご了承願います。

オンデマンド白インク+空押しに挑戦

今回は、オンデマンドの白インクで印刷したDMのご紹介です。
アパレルブランドのDMを白文字の活版印刷にしたいというご相談だったのですが、通常の白インク(活版・オフセット)ではインクの特性上、どうしても透けてしまいパッキリとした白にならないので、それは避けたいとのことでした。
その透け感を回避する方法としては、2回刷りをする、シルク印刷や白箔押しにする、等がありますが、どれもコストアップとなりそこがネックでした。

そこで、オンデマンド印刷の白インクをご提案。凹みもほしいとのことだったので、その上から空押しをする方法を試してみました。
今年から弊社に導入された新しいオンデマンド機では、白インクが対応できるようになりました。
機械メーカーいわく「オフの白を6回通した位」の濃度で、シルク的な印象に仕上がります。少部数の場合はコスト的にオンデマンドをおすすめします。

印刷した上から活版印刷で空押しをする際、多少のズレが発生するので、オンデマンドデータのほうを少し太らす等の工夫が必要でしたが、なんとか納得していただける仕上がりになりました。

こちらは納品後に、お客さまのほうで切り込みを入れ、写真の挟み込み作業をされました。おつかれさまでした。その完成形のDMもいただけましたので、仕上がりをご覧ください!



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大阪を拠点にしたファッションブランド
wonderlandの2016AW展示会DM
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▼展示会情報
http://notwonderstore.blogspot.jp/2016/03/wonderland-2016-autumnwinter-exhibition.html

■Osaka
4/12(TUE) 11:00-19:00
4/13(WED) 11:00-19:00(19:00〜22:00は、for Friends and customer)
not wonder store
〒531-0072
大阪市北区豊崎1-4-5-101

URL
http://www.awonderfulwonderland.com

art direction:Tomoya Matsumura / Miyuki Matsunaga
photographer:Takuya Otaki
hair/make:Daisuke Nishioka(IRO)
model:David Priest / Ashlyn Moehle

※クレジットは、挟み込まれている写真の分も含めてです。

【電通報】に掲載されました

電通・アートディレクター河野さんとご縁があり、電通さんの企画にご協力させていただきました。
企画内容は、「伝統工芸×デザイン」をテーマに日本のものづくりと電通のアートディレクターがコラボレーションして作品を制作し、新たな価値を世界発信するプロジェクト「Good JAPAN Innovation」。
青森県の鶴凧と活版印刷をコラボさせるという、河野さんの斬新なアイデアに賛同し、こちらも何ができるかをご提案しながら進めていきました。
仕事としては現在使っていない活字を活用し、印刷に使用した紙は、アルミ版(平版印刷用のPS版)の間に保護するために挟まれている薄紙(普段は廃棄しています)を使ってもらいました。

どんな風に完成するのか想像もつかなかったのですが、河野さんに完成した鶴凧の写真を見せていただいた時には、あまりの美しい仕上がりに心躍りました。今回協力させていただいたことで、活版印刷という技法を受け継ぎ多くの人に伝えていく任務を担っているのだなと再認識し、私たちもいろんな面で勉強になりました。

気になる記事の内容は【電通報】をご覧ください!

▼ウェブ電通報トップ
http://dentsu-ho.com

▼記事ページ
http://dentsu-ho.com/articles/3836

 

蛍光インキのフライヤー

以前紹介させていただいた「蛍光インキもOKです」(2015.07.16)の投稿記事を見て、T&K TOKAさんの蛍光インキを使いたいという問い合わせをいただき、今回フライヤー印刷のご依頼をいただきました。
赤っぽいオレンジをご希望で、在庫している色からブレンドして使用することになりました。
TOKA VIVA FLASH DXシリーズの「500 ヴェスタオレンジ」に少し「350 プルートレッド」を混ぜて新たに調色し、ベタ部分が色鮮やかな、ひときわ目を惹くフライヤーに仕上がりました。(表面の文字部分、裏面は紺色を使用)
紙はフワッとしたクッション系をご希望だったので、オフセットにも適性のある片面微塗工されている「スノーブル-FS」をご提案し、軽オフセットで印刷しました。


こちらのライブは、3月13日(日)大阪アンダーグラウンドシーンで活躍される日野浩志郎氏(a.k.a. YPY)による新プロジェクトの東京初公演。前衛的かつ実験的な音楽のイベントで、既に予約は完売とのことですが、当日券の有無は下記までお問い合わせください。

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<公演情報>
「Hino Koshiro plays prototype Virginal Variations」東京公演
日程:
2016年3月13日(日)17:30開場/18:00開演
出演:
Hino Koshiro plays prototype Virginal Variations
オープニングアクト:福留麻里
 DJ:Shhhhh
会場:VACANT(東京都渋谷区神宮前3-20-13)03-6459-2962 www.vacant.vc
料金:予約2,500円 当日3,000円(+1ドリンクオーダー)
問い合わせ:SNAC
メール info@snac.in 電話 03-3770-5721(HEADZ内)
電話でのお問い合わせは13:00以降にお願いいたします。不在の場合はご了承ください。

◎詳しくは⇒http://snac.in/?p=4196

「SAT.PRODUCTS」カタログ

ここ江戸堀印刷所の内装をしていただいた、straight design lab/東端桐子さんとcamp/大原温さんが、新たに「SAT.PRODUCTS」というプロダクトブランドを立ち上げられました。こちらの新製品を今回展示会に出展されるため、カタログカードを印刷させていただきました。

ピンクマスター(軽オフ)2色機を使い、2回通しにチャレンジ。カラーを[C&M][Y&K]の2版×2回に分けて印刷、線数は70線という敢えて粗めの設定で見当ズレも考慮していただき、意図していたザラッとしたキレイではない(!)仕上がりになりました。そして、パッキングされた完成品をSAT.PRODUCTSさんから送っていただき、すごくかっこいいカタログになっていて感動!

ご案内が遅れてしまい、本日(5日)18:30までとなるのですが、2月3日から3日間にわたり、東京・東雲TOLOTにて開催中の「ててて見本市2016」に出展されています。

昨日、弊社代表が行ってきて「レベルが高いものが集まっていてすごかった」との報告があり、とても魅力的な見本市のようで私も行きたかったです。下記のような入場条件がありますが、お近くの方でお時間が間に合えば、ぜひ会場へ!

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ててて見本市2016
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http://tetete.jp/
https://www.facebook.com/tetetecommittee

『作り手』『伝え手』『使い手』をつなぐ事を目標に掲げ、様々な中量生産品/手工業品を『作り手』が『伝え手』に伝える見本市です。第5回目となる今回は94組の『作り手』が集まり開催します。

<会場>
TOLOT/heuristic SHINONOME
〒135-0062 東京都江東区東雲2-9-13 2F
URL ▶ http://www.heuristic.com/tolot/

<アクセス>
MAP▶ https://goo.gl/maps/eGZJbZBBEmx

<入場条件>
1.商談会のため一般・学生の方は入場いただけません
2.入場はバイヤー、プレス、デザイナー、ものづくり事業者、ものづくり支援組織等の方に限らせていただきます。
3.会場で商品の販売は行っておりません
4.同業者による出展者勧誘、新商品調査はお断りしております

<入場証応募フォーム>
http://bit.ly/tetete2016invitation